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子どもが被害者となる痛ましい事件が相次いで発生する中、このような事案を未然に防止するためには、警察のみならず、地域の方々をはじめ関係機関・団体とが一体となった取り組みが必要です。

不審者情報の分析結果

【行為別】
「声かけ」が約半数を占めています。
行為別では「声かけ」が最も多く、全体の約半数を占めています。
次いで「つきまとい」「車両誘い込み」「痴漢」と「露出行為」の順となっています。

行為別

【男女別】
性別にかかわらず、注意が必要です。
被害を受けた子どもの男女比は、女子が約8割、男子が約2割の割合となっています。
男児を対象とする事案もあるので、性別にかかわらず注意が必要です。

男女別

【学齢別】
小学生のお子さんは、特にご注意下さい。
学齢別では、小学生が88パーセントと、全体の9割近くを占め、次いで中学生(13歳未満のみ)、未就学児童の順です。

学年別

【被害時の被害者人数別】
一人歩きの子どもが狙われています。
被害時の人数は、1人でいる時の被害が85パーセントと、全体の8割以上を占めています。
登下校時や遊びに行くときは、一人歩きを避け、複数で行動させるよう心がけて下さい。

被害者の人数

【発生時間帯】
下校時間帯に被害が集中しています。
被害に遭った時間帯は、15時台と16時台に集中しており、全体の約4割がこの2時間に発生し、特に学校からの下校時間帯に被害が多いことがうかがえます。
下校時間帯を中心として、子どもが幼稚園や小学校から帰る14時台から、両親が残業などを終えて帰宅する22時ごろまでの、いわゆる「魔の8時間」は、特に注意が必要です。

時間帯別

【被害時の態様別】
登下校時の被害が3割以上を占めています。
「下校途中」の被害が最も多く、次いで「帰宅途中」、「遊び中」の順となっており、登下校時の被害が全体の3割以上を占めています。
登下校時間帯の大人の目による子どもの見守りを強化することが必要です。
また、遊びに行く時や塾の行き帰りも、一人歩きはできるだけ避けさせましょう。

被害時の態様別

【場所別】
路上の被害が約7割を占めています。
路上における被害が約7割を占め、次に多いのは公園で、約1割を占めています。
路上の一人歩きをできるだけ避け、公園で遊ぶときは、大人などの目の多い公園で遊ばせることなどが被害防止につながります。
また、マンションの通路やエレベーター等で被害に遭うケースもあるので、見知らぬ人と2人きりになるような場合は、次のエレベーターを選ぶなど、基本的な防犯知識を身に付けさせておきましょう。

場所別

【曜日別】
曜日にかかわらず、注意が必要です。
月曜日、金曜日の被害が他の曜日に比べて多いようですが、曜日に関係なく注意が必要です。
学校が休みで家族と一緒にいる時間が多い土曜日、日曜日の被害は平日に比べ少なくなっています。

曜日別

 


声かけの手口

不審者情報の約半数を占める「声かけ」の手口には、

1 「お菓子をあげる」「お金をあげる」など物で誘おうとする手口
2 「○○小学校はどこ?」「○○駅はどこ?」「道を教えてよ。この辺が分からないから。」などと道案内を装って近づき、腕を掴んだり、車へ引き込もうとしたりする手口
3 「お母さんが入院した。病院へ行くからすぐ車に乗って!」などと嘘の事実を告げて車に乗せようとする手口
4 「テレビに出してあげるから写真撮らせて」「モデルになってみない?」などとカメラマンやスカウトマンなどになりすまして近づく手口
5 「歩くの大変だから送ってあげるよ」などと言って車に乗せようとする手口
6 「今日何曜日だっけ?」「何年生?○○○見たことある?」「何歳?」などと優しい口調で語りかけながら近づく手口
7 「かくれんぼしようよ」「いいところ連れてってあげる」「おじさんの家に行こうよ」などと誘い、公衆便所などの人気のない場所に連れ込もうとする手口

などがあります。
子どもが被害者となる誘拐などの凶悪事件は、「声かけ」により被害者に近づくケースが大半を占め、その手口も大変巧妙です。
平成16年11月、奈良市で発生した小1児童誘拐殺人事件の犯人も「送ってあげる」と言って下校途中の被害児童を車に乗せています。
「甘い誘い」には絶対にのらないよう、教えておきましょう。



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